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ウォッチコラム

23.11.01

WATCH

METASマスタークロノメーター

皆さんはマスタークロノメーターをご存知でしょうか?マスタークロノメーターとは、「スイス連邦計量・認定局(METAS)」が制定する精度認定制度のことです。腕時計における主流な認定としてスイス公認クロノメーター「COSC(コスク)」が有名な一方、マスタークロノメーターはより厳しい認定となっており世界中でオメガとチューダーしか認定を受けていないことで有名です。今日はこのマスタークロノメーター認定が、いかに厳しく、いかに取得が困難な認定かを皆様に知って頂けたらと思います。

 

【高精度】

マスタークロノメーターは精度における認定を得るにはケーシングされた時計の日差が5秒以内(0~+5秒)でなければなりません。これはCOSCが定めるムーブメントの状態における日差-4~+6秒の基準よりも5秒も厳しい上、チューダーがマニュファクチュールムーブメント搭載の完成品に対して独自に定める日差-2秒~+4秒という基準よりも1秒少なくなっております。

 

【高磁場環境における精度の保証】

マスタークロノメーター認定を取得するためには15,000ガウスの磁場環境にさらされた状態の時計の精度が保証されなければなりません。15,000ガウスにおける精度保証とはMRIの発する磁場にも耐え、正常な精度で時計が時を刻み続けるということです。マスタークロノメーター認定を受けた時計とその他の最も大きな違いは、この高磁場に耐えうるかという点にあるといえます。身近なものではパソコン、スマートフォン、家電製品などが主に磁気帯びの原因として挙げられますが、マスタークロノメーター認定を受けている時計は、仕事や実生活において磁気帯びで皆様を困らせることはほとんどないと言えるでしょう。

この他にも

・スイスメイド

・COSC認定ムーブメント搭載

・70時間パワーリザーブ

・200m(600ft)の防水

・異なる姿勢差、異なる温度差での動作テスト

などクリアしなければならない壁は高く多いのが特徴となっております。

 

そして何より、マスタークロノメーター認定は認定基準が定められているものの、認定機関がありません。そこでマスタークロノメーター認定取得を目指すブランドは、認定をクリアするべくその試験場やラボを自社で作らなくてはなりません。チューダーのマスタークロノメーター認定取得はブランドフィロソフィーである#BornToDareから生まれた飽くなき向上心故の成果と言えるでしょう。

チューダーでは現在ブラックベイセラミックと2023年度新作のブラックベイ(赤ベゼル)の2種類を店頭でご覧いただくことが可能です。

 

現存する腕時計における最高性能のお時計、磁気帯びにおけるストレスからの解放は機械式時計においてまさに革命と言えるでしょう。そんなマスタークロノメーター認定のチューダー、是非コレクションに加えてみてはいかがでしょうか?

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