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ウォッチコラム

23.07.08

WATCH

TUDOR -RANGER レンジャー-

 英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年となる記念すべき2022年に発表された人気モデル

レンジャーやその歴史についてご紹介します!!!

 

 

レンジャーの名がチューダーの歴史に登場したのは、北グリーンランド遠征より遥か前になります。1952年から1954年にかけて遠征隊員が実際に着用したチューダーウォッチのモデル名は違うものでしたが、その後発表されたレンジャーモデルこそが、この時期にチューダーが生み出した柔軟で実用的、そして適正な価格が設定されたツールウォッチとしてのコンセプトを永続させてきたのです。

 

手巻から自動巻、ダイアルにチューダーローズまたは盾のロゴがあしらわれたモデルまで、実に幅広く歴史の中で多彩なバリエーションが展開されてきたレンジャー。

 

2022年発表のレンジャーは、自らの歴史の中で確立された3、6、9、12のアラビア数字インデックスを配したダイアルを筆頭とするデザイン基準を重んじながら、チューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプといった最先端技術を採用しています。堅牢で実用的、そして手の届く存在のツールウォッチ。北グリーンランド遠征探検隊が携行したオイスタープリンスとともに誕生した、この探検時計の伝統を受け継いでいるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北グリーンランド遠征探検は、チューダーとそのツールウォッチの未来を変える出来事だったと言っても過言ではないのです。チューダーにとって現実の過酷な状況下で長期に渡り行われた初めてのテストでした。遠征隊員はBBCが毎自発する信号と比較して、それぞれ着用しているオイスタープリンスの精度の変動をモニターし、専用のノートに記録した。グリーンランドから帰還した隊員の一人がチューダーに手紙を書いて送り、アーカイブに保管されているその手紙には、「驚くべき精度を維持し」「手で巻き上げる必要は一度もなかった」と記されています。

 

“破壊テスト”と呼ばれるこの試験方法は、極限の環境下の現場で専門家によって時計が評価されるもので、1952年に開始したチューダー初の大々的な広告キャンペーンのテーマと見事に合致しています。そしてこのアプローチによってチューダーのツールウォッチの数々が開発され、世に出ることになったのは言うまでもありません。

 

だからこそ、レンジャーやチューダーの時計を語る上で、

北グリーンランド遠征探検は重要な歴史の1ページになっています。

 

 

モデル名:レンジャー

品番:79950⁻0001

ムーブメント:自動巻き(マニュファクチュールキャリバーMT5402)COSC

パワーリザーブ:約70時間

ケース素材:ステンレススチール

ベルト:ステンレススチール

サイズ:39mm

防水:100M防水

価格:¥403,700⁻(税込)

 

 

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