フランクミュラー　7デイズ

 

これまで、独自の機構を持った数々の複雑時計を開発し、世に送り出してきた「フランクミュラー」は、新たに開発した時計、それが、約168時間巻き(約7日間)というビッグパワーリザーブ。

ゼンマイを納めたツインバレルも通常の横配列ではなくて、２階建てに重ねた二重香箱の発案によって、画期的な巻き上げシステムと、スペースの確保を両立しています。本来時計の顔となる文字盤を排除しその下層部にあるムーヴメント全体を極限まで削り、細部に至るまで徹底的に美しさに心血をそそいであります。

9時位置にのチラネジ付きモノメタルテンプの中心部に見る磨かれた銀色の緩急針は、本来は機械の裏側に配置されるべきもので、時計師だけが見る裏方の調整針を、あえてデザインの一部とする洒落た演出が施されています。

V字型のブリッジは、直線的な８面で構成、２面ヘアライン、２面サンドブラスト仕上げ、一つ一つが技術者の手作業により施されています。

パワーリザーブは、キチ車と巻き上げ中間車の噛み合いを傘歯形状にすることで、点接触から、面接触になりエネルギー伝達のロスが減少しました。

これによって、約40回転で全巻き上げ状態にできるほどスムーズかつ力強い巻き上げを実現しています。

全てが一人の技術者により、組み立てられている時計はかなり珍しいと言えます。

 

【スペック】

・手巻き

・ステンレススティール

・日常生活防水

・40.00×53.70mm

・￥4,730,000（税込）

・25本限定