2000年に発売されたJ12についてお話ししましょう。

 

 

当時のCHANELのアーティスティックディレクター【ジャックエリュ】は自動車とセーリングの世界からインスピレーションを得た新型ウォッチを生み出しました。それがJ12です。

 

 

世界最高峰のヨットレース【アメリカズカップ】のJクラスのヨットにちなんで名付けたことからも分かるように、セーリングから多大なインスピレーションを感じたのです。

 

 

2000年には力強いブラック。2003年には明るくピュアなホワイト。これらは従来の時計には見られなかった色で、伝統的な時計の世界に新しいカラーを持ち込みました。

 

 

時計では当時注目されていなかったセラミックをプレシャスな素材へと昇華させ、ラグジュアリーな時計を発表させたのです。

 

 

200m防水や高耐性セラミックの逆回転ベゼルを備えたJ12は日常使いにおける高い耐性を有しています。

 

 

ガブリエルシャネルが、紳士服の要素を再解釈して女性のファッションに取り入れることで確立したスタイルは、シャネルのクリエイションの特徴の一つとなりました。

 

 

女性にも男性にも似合う性別を超越した魅力を放ったJ12はブラックとホワイトの2色展開。

 

 

 

 

 

2つの選択肢は、互いを打ち消すのではなく、補い高め合うためのもの。それは、ひとつの確信の表と裏。ブラックかホワイト、どちらでも良いということはありません。ブラックとホワイト、そのどちらも不可欠なのです。

 

 

グラフィカルなダイヤル、ハイエンド モデル、コレクターに愛されるタイムピース…。誕生以来、J12は幾度となく再解釈され、無限のクリエイティビティを体現してきました。

 

 

ブラックorホワイト…究極の選択。

 

 

コラムをご覧の皆さま、どちらをお選びになりますか？？